【世界の冬休み】外国人教師たちが故郷の冬の思い出をご紹介! | 東京インターナショナルスクール

2022.12.21

【世界の冬休み】外国人教師たちが故郷の冬の思い出をご紹介!

Hello everyone,

もう間もなく冬休みですね!
冬休みはクリスマス、年末カウントダウンやお正月と歳事が目白押しです。
ワクワクがいっぱいの期間ですが、楽しみ方はきっとさまざま。

そこで今回は、当スクールの海外出身の先生たちに、子どもの頃にどんな冬休みの過ごし方をしてきたのかを尋ねてみました!
外国のその土地ならではの伝統や風習、家族とのステキな思い出がたくさん聞けましたよ。
思い出話に登場した料理のレシピや、音楽、クリスマスの過ごし方の動画などもご紹介。

みなさんが楽しく充実した冬休みを迎えられますように。

 

 

はじめに、今回、冬休みの思い出を紹介する4人の先生たちをご紹介します。


Mr. Leon
カリキュラム部門・テクノロジー部門統括マネージャー



Mr. Wayne
アフタースクール トレーナー



Mr. Stuart
アフタースクール トレーナー



Ms. Vicky
中目黒キンダーガーテン ティーチャー

 

Q1 .出身地を教えてください。

Leon:
カナダのブリティッシュコロンビア州のバンクーバー島にある小さな町の出身です。


Wayne:

私はバルバドス生まれですが、カナダのカルガリーで育ちました。


Stuart:

スコットランドのグラスゴー郊外の小さな街で生まれ育ちました。

向かって右端がMr. Stuart。隣家の兄弟と。


Vicky:

イギリス南部、デボン州のトーキーです。

 

 

Q2 .みなさんの故郷の年末はどのような雰囲気ですか?

Leon:
とても寒いですよ。11月から2月にかけては雪が降ることもあります。
寒さと農村の環境が、自然豊かな街を包み込んでいるような雰囲気です。
冬の間は、日本ではプラネタリウムでしか見ることができないような、美しく輝く星空が広がっています。
スキーやスノーボード、ハイキング、アイスホッケーなどを楽しむ人々もいますね。
私の大好きな季節です。


カナダへの帰省時の娘二人。雪の中でも元気に半ズボンです(!)


Wayne:
私は幼少期に2つの国でクリスマスを経験しました。
バルバドスは、ご存知かもしれませんがクリスマスのシーズンは暑い季節で、半袖の服で過ごすクリスマスです。
一方のカナダでは、森でクリスマスツリー用の木を切ってきて、家族で飾り付けをして、ツリーの下にクリスマスプレゼントを並べて過ごしました。


バルバドスでのクリスマスを半袖姿で過ごす子どもの頃のMr. Wayne


Stuart:

グラスゴーの冬は日が短く、朝9時頃まで太陽が顔を出さず、午後3時頃には暗くなることもあります。
寒くて雨もよく降りますが、それでも私や私の友人たちも子どものころは外に出て遊び続けていました。
どんな天気でも、サッカーをしたり、自転車に乗ったり、鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり、公園で遊んだり、友達と一緒に濡れたり泥まみれになったりしたものです。

年末の頃には、近所の人たちと「Hogmanay(ホグマニー)」と呼ばれるパーティーをするのが通例でした。
ホグマニーとはスコットランドでの、日本でいうところの大晦日です。
みんなで夜中まで起きて、新年を迎えるカウントダウンをするんです。
真夜中になると、お互いに新年のあいさつをして、Auld Lang Syne (日本名「蛍の光」スコットランド民謡)を歌います。

ホグマニー

※画像引用元・紹介サイト
Inspiring TRAVEL – Hogmanay in Scotland: 4 Spectacular New Year’s Eve Celebrations

AULD LANG SYNE / Royal Scots Dragoon Guards

元旦はクリスマスと同じように、家族で過ごしました。
家族で食事をして(元旦はいつもステーキパイでした)、それから出かけます。

ステーキパイ

※画像引用元
ウィキペディア – ステーキ・パイ


Vicky:

日本の人はイギリスと聞くと冬はとても寒いイメージを持っていると思うのですが、私の生まれ故郷はスペインやフランスに近いイギリス南部ですので、気候は温暖で、冬は東京の方が寒いくらいです。
イギリスの南部にあるとても美しい港町で「イギリスのリビエラ」と呼ばれています。

 

Q3.子どもの頃、クリスマスやお正月はどのように過ごしていましたか?

Leon:
私の家族はキリスト教徒というわけではありませんでしたが、家族や友人とつながる良い機会ですから、クリスマスの祝日にはお祝いをしました。
私は伝統や文化と、それらを通し家族とのつながりを強めることが重要なのだと思っています。

私の家族のこの季節の過ごし方は、世代から世代へと受け継がれてきました。
12月の第一日曜日には、家族でクリスマスツリーを飾ります。
クリスマスのカタログが届くと、家族全員の子どもたちがサンタクロースに手紙を書き、そしてクリスマスに欲しいおもちゃの絵をカタログから切り抜きます。

私の子ども時代は、クリスマスの数日前になると、祖父母の家に集まりました。
クリスマスツリーの下に置くプレゼントは、自分達で持ち寄ります。
そして、クリスマス当日まで、祖母とお母さんはパンやクッキーやケーキ、パイなどを何時間もかけて、手作りしていました。
親戚一同で18人くらいが集まってお祝いすることもありました。

クリスマスイブには、サンタさんのためにミルクとクッキー、トナカイさんのためにリンゴとニンジンを用意しました。
そして、クリスマスツリーの周りに手作りの靴下をぶら下げて寝るのです。
私や兄弟、いとこたちはワクワクして、いつも眠りにつくまでに時間がかかりました。
お父さんが「寝ないとサンタさんがびっくりして来てくれないぞ」と言いに来るんです。
結局、みんなクリスマスの夢を見ながら眠りにつき、翌朝早くに目が覚めてしまうのです。
我が家では「朝5時まで起きてはいけない」という規則があったのですが(笑)、それでも私たちはこっそり外に出て、サンタさんが持ってきてくれたものを見ていました。

How to Prepare For Santa’s Arrival(サンタクロースを迎える準備の紹介)

SANTA IS COMING!!!(クリスマスイブを楽しむ、ある家族の様子)

クリスマスの日は、美味しい食事やプレゼントでいっぱいでした。私たちは新しいおもちゃで遊び、おやつを食べ、眠くなったら昼寝をして過ごしました。たくさんの素敵な思い出ができた季節です。


Wayne:
カナダでは2週間ほどの冬休みがありましたが、クリスマスの日はずっと家族と一緒に過ごしました。
教会に行き、クリスマスのランチを食べて、夕食はあまり食べなかったように思います。
というのも、クリスマスランチが盛大なので、ランチでお腹がいっぱいになることが多いからです。


Stuart:
クリスマスと新年は、いつも家族や親しい友人と一緒に過ごす時間でした。
クリスマスの朝は、私たち兄弟はとても早起きでした。そして、サンタが届けてくれたプレゼントを開けて、朝食の時間まで遊びました。
クリスマスには必ず祖父母が家に来てくれて、一緒に過ごしました。
母と祖母は、七面鳥やハム、ポテト、スタッフィング、グレイビーソースなど、伝統的なクリスマスランチを用意してくれました。

スタッフィング

※画像引用元・レシピサイト
Bon Appétit – Simple Is Best Stuffing

グレイビーソース

※画像引用元・レシピサイト
RecipeTin Eats – Gravy recipe – easy, from scratch, no drippings

私のお気に入りは毎年変わらずデザートで、ヴィエネッタというデザートでした。
ヴィエネッタというのは、スーパーで買ったアイスクリームを何層にも重ねたケーキです。
私は特にチョコミントのものが好きでいつも食べ過ぎてしまうので、食後は散歩をしたり、少し体を動かすようにするほどでした。

ヴィエネッタ

※画像引用元・レシピサイト
SOUTHERN PLATE – Viennetta Ice Cream Cake


Vicky:
自宅のすぐ近くに大きな公園があって、長い散歩にいくのが我が家の習慣でした。
2匹の犬と一緒に散歩に行くのがとても楽しかったです。
まるでJane Austen(ジェーン・オースティン)の小説の中に出てくるような素敵な場所なんですよ。

 

朝はイングリッシュブレックファーストを食べて、クリスマスランチを食べたら、散歩に出ます。
そして帰ってきたら、また食べます(笑)。クリスマスの食事はローストターキーを食べることが多かったです。

Your First Turkey! Easy Roast Turkey for Beginners for the Holidays!(ローストターキーの作り方)

イギリスでは家庭それぞれの「イングリッシュブレックファースト」があるのですが、我が家のメニューは卵料理(スクランブルエッグまたは、目玉焼き)、ベーコン、ソーセージ、ベイクしたトマトは必ず。あとはフライドトマト、フライドマッシュルームなどを加えることが多いです。
そこにイングリッシュマフィンやパンを添えることもあります。
イングリッシュブレックファーストで使うベーコンは、日本でよく見るアメリカ風(脂身が多く薄くスライスする)タイプと見た目も味も全く違うんです。
イギリスのベーコンはバックベーコン(豚ロースを使ったベーコン)と言って、赤みの部分が多いんです。


※画像引用元・レシピサイト
Streaky Bacon vs Back Bacon(ストリーキー・ベーコンとバック・ベーコンの違い)

イングリッシュブレックファースト用のほとんどの食材は日本でも手に入るのですが、このベーコンだけは日本で見たことがなくて、思い出すととても懐かしいです。

イングリッシュブレックファースト

※画像引用元・レシピサイト
i am a food blog – A Breakdown of the Full English Breakfast

 

Q4.クリスマスシーズンで印象に残っていることは何ですか?

Leon:

「自分の子どもと一緒に伝統を受け継ぐこと」がこの季節の一番の印象として残っています。
私にも子どもがいますので、より強く意識するようになりました。
日本人の妻にとっては、なぜ私がクリスマスをここまで盛大に祝うのか、不思議に思うこともあるようですが、私は「家族の伝統を受け継ぎ、子どもたちに思い出を作るため」だと伝えています。
毎年、私は家族にサンタからの手紙を書き、一年の出来事を思い出します。この手紙を書くことが、私の1年のハイライトです。


Wayne:

ツリーに飾るオーナメントを自分達で作ったことです。ですから、毎年違うオーナメントが出来上がりました。
それは私の家族ならではの伝統でした。
そして、何よりも、カナダでのクリスマスの季節はとても寒かったです。
当時の気温はマイナス30~35度くらいでした。
このくらい気温が下がると、雪が多くて車がすっぽり隠れてしまうこともありました。
車を見つけやすいように、雪が積もる前に延長コードのようなものを車に繋げておいて、雪に埋もれて見つからない時は、そのコードをたどって車の場所を探すんです。
今はそんなことはしないと思いますが(笑)。


Stuart:

スコットランドというと雪が多いイメージがありますが、グラスゴーではあまり雪は降りません。
まれに雪は降りますが、降ったとしても2、3日で溶けてしまうことがほとんどでした。
毎年ホワイトクリスマスを願っていたものの実際に迎えたことはありませんでしたが、私の冬の最高の思い出は雪が降った日のものです。
雪が降ると、私たちはできるだけ多くの時間を雪遊びで過ごしました。
急な坂道を何時間もソリ滑りを繰り返したり、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、ある年はイグルー(日本で言う「かまくら」)を作ろうとしたこともありました。
残念ながら屋根を付けるには時間と雪が足りませんでしたが、近所の子どもたちがみんなで協力して完成させたのを覚えています。


向かって左から2番目がMr. Stuart。雪の降った日に兄弟たちと。


Vicky:

やはり、クリスマスの朝にみんなでプレゼントを開けたのが一番の思い出です。
クリスマスストッキング(靴下)がツリーに飾られていて、その中のプレゼントを開けるのは毎年ワクワクしました。
今思うと、クリスマスの朝は大人はとても忙しいですから、子どもたちがプレゼントを開けている1時間くらいの間おとなしくしているのは、よかったのでしょうね。

私は3人兄弟なのですが、朝起きると3人の全てのプレゼントが開けられていたことがありました。一番上の兄が全て開けてしまったんです。(!)
クリスマスに家族が集まるたびにいつもこの思い出話に花が咲きます。


向かって右がMs. Vicky。二人の兄と。

 

Q5 .この時期の日本では、何をするのが好きですか?

Leon:
家族と一緒に過ごし、思い出に残るクリスマスの演出を考えることが楽しいです。
毎年、サンタさんが新しいボードゲームを持ってきてくれて、クリスマスの日に遊びます。
昨年は「Cluedo(クルード)」を楽しみました。

Cluedo(クルード)

ボードゲームで遊ぶことから子どもが得られる意外なメリット
The Surprising Benefits Your Kids Get From Playing Board Games


Wayne:
私は普段、海外旅行にいくか、または家族に会いに帰国します。
ただ、日本から海外に出発する前の12月、クリスマスの前に、私はいつもOrphan’s Christmas(オーファンズ・クリスマス)を企画して過ごします。
この季節に日本を離れない外国人も大勢いますから、私はたくさんの食事を作り、また、ゲストにも何か一品を持ってきてもらい、集まる場を提供するんです。
一日中誰かがやって来て、クリスマスの食べ物と飲み物を楽しみます。
家族ではなくても、人々と一緒に過ごす時間を通してクリスマス気分を味わって欲しいと思っています。
オーファンズ・クリスマスを私はかれこれ20年以上続けているでしょうか。私は料理も得意なので。


Stuart:
私は、子どもの頃スコットランドで過ごしたように、日本で冬を過ごすのも好きです。
家族や友人と過ごし、ついつい食べ過ぎてしまいますね。
私は今でも雪遊びが大好きなので、できる限り家族で山へ行き、私が子どもの頃に体験したことを息子にも経験させてあげたいと思っています。
息子は雪だるまを作ることや、そり遊びが大好きです。今はスノーボードをやりたいと言っています。


Vicky:
日本の冬のイルミネーションが大好きなんです。毎年、色々な街のイルミネーションを見にいきます。
特に高級ブティックが立ち並ぶような街では、街全体のイルミネーションに加えて、店舗ごとにとても凝ったウインドウディスプレーをしているのでそれらを見て楽しんでいます。
そしてその後に食べる熱々のラーメンに心も体も満たされています(笑)

 

Q6 .冬休みの時期に、子どもたちにはどんなふうに過ごして欲しいですか?

Leon:
子どもたちが家族と一緒に思い出を作る機会を見つけ、お互いの時間を楽しむことをお勧めします。
ビデオゲームや携帯電話、ネットに時間を取られがちですが、冬休みは家族が繋がり、家族だけの新しい伝統を作ることができる貴重な機会です。
面白い話やジョークを語り合ったり、一緒にゲームをしたり、または、家族の中でタレントショー(発表会や出し物を披露する会)を開催するのはどうでしょうか。
家族の大切さを再認識する絶好の機会になると思います。


Wayne:
家族と一緒に時間を過ごす。たくさん思い出を作る。
子どもたちはあっという間に大きくなってしまいますから、今のうちに時間をかけて思い出を作ることは、とても大切です。
家族でイベントに行ったり、集まったり、時間を一緒に過ごすことが一番大切です。
そして、写真をたくさん撮ってください。
家族で過ごす時間や思い出を、将来、写真を見ながら振り返ることはできますからね。


Stuart:
子どもたちが楽しく遊べるように大人たちが工夫をして、子どもらしく過ごす時間を持ってほしいなと思います。
新しいことを経験し、新しい場所に行くことをお勧めします。
外に出て、新鮮な空気を吸い、自然を楽しむことも大切だと思います。
例えば、家族で散歩をしたり、新しい場所をハイキングしたりするのもいいですね。
とても寒い日には美術館に行くのもいいですし、冬の天気が悪い日や寒い冬の夜には、家族みんなで座ってクリスマス映画を見るのもおすすめです。

何よりも重要なことは、子どもたちが家族と過ごす時間を楽しみ、新しい思い出を作ることだと思います。

>> ブログ:【英語に触れる冬休み】英語で料理・映画・歌を楽しもう! <<


Vicky:

ぜひ家族で料理を楽しんでほしいな、と思います。
自分達で作った料理やお菓子を家族で集まって食べるのはとても良い思い出になるでしょう。
私はベイキングが大好きなので、この冬は何か作りたいな、と思っています。
もちろん、お料理以外でも、冬休み中には、家族が一緒に何かをする時間を作ってほしいですね。

母・愛犬・二人の兄とMs. Vicky。


クリスマスにはみんなで特別な料理を囲みます。