教育理念 | 東京インターナショナルスクール

教育理念

Inspiring confident,
self-expressive,
English communicators
for personal and social
responsibility.

英語は世界の共通言語ですが、あくまで伝達手段。
大切なのは、自分で考え、自信をもって自分を表現する力。
他者との違いを認め、尊重しながら、より多くの人が幸せになれる答えを探す力だと私たちは考えます。

世界的に高く評価されている国際バカロレア認定校である
東京インターナショナルスクール(東京都港区)(※)で利用されている「探究型カリキュラム」と、
英語を母国語としない子どもたちへの英語指導カリキュラム、
そして21世紀型の学びを組み合わせることで、
子どもたちをグローバル時代に必要とされる人材へと育てます。

※国際バカロレア初等プログラム(PYP)・中等プログラム(MYP)認定校。教育機関認定の世界的な権威、CIS(Council of International Schools)とNEASC(New England Association of Schools and Colleges)認定校。
設立:1997年(1994年プリスクール開設)
理事長:坪谷ニュウエル郁子
所在地:東京都港区南麻布
生徒数:プリスクール、初等部、中等部をあわせて世界54カ国・370名。

21世紀を生き抜く力、
グローバル・スキル

英語のスキルだけではグローバル時代を生きていく
子どもたちの準備として十分ではありません。
英語での確実なコミュニケーション能力のみならず、
自信、思いやりの気持ち、独立した考え方、
自己表現力、
偏見のない広い心や探究心を育てることを目的としたカリキュラムで、
子どもたちを世界で活躍できるグローバル人材へと育てる基礎をつくります。

グローバル・スキルを育てる
探究型カリキュラム

私たちの授業には、教科書がありません。教科も、決まった答えもありません。
それが、私たち独自の「探究型カリキュラム」です。
教師は子どもたちに、ひとつのテーマについての本質的な問い(Core Question)を投げかけ、
思考を深め、考える力を引き出すサポートをしながら、一緒に答えを探していきます。
その過程で、自ら考える力や表現力、他者を思いやる気持ち、挑戦する力といった、
グローバル・スキルが育まれていくのです。

探究型カリキュラムのアプローチ

確実な英語力の獲得のために

幼少期から英語を学ぶメリット

幼少期は、音を聞き分ける聴覚と、聞いた音をそのまま発音する喉と舌の筋肉が形成される大切な時期です。英語には日本語にない特有の音がありますが、幼少期から英語に一定時間以上触れていれば、その英語特有の音を聞き分け、正しく発音できる喉と舌の筋肉を形成することができるのです。そして幼少期に形成された聴覚と発音する力は一生失われることがないため、子どもたちにとって大きな財産になります。

確実な英語力の獲得には
2,000時間が必要

幼少期は、その言語に囲まれることで自然に言語を学習する「体験的な言語学習」の効果が非常に高い時期となります。この時期から学童期にかけておよそ2,000時間の言語体験を行うことで、英語での確実なコミュニケーション力を獲得できます。
放課後の時間を幼少期から当校で過ごすことで、およそ2,000時間の目標は小学校高学年を迎える前に無理なく達成できる計算になります。
例えば「アフタースクールコース」に小学1年生から通い始めた場合には、週5日通学すると小学3年生の後半で2,000時間を達成、最低通学条件で通学した場合でも小学6年生のころには2,000時間を達成できます。また、「キンダーガーテンコース」に年少から通った場合は、年長を卒業するまでに達成できます。

確実な英語力獲得に必要な時間最低2,000時間 確実な英語力獲得に必要な時間最低2,000時間

  1. もし週1日1時間の英会話スクールだったら・・・

    イメージ図 イメージ図

    週1回1時間の英会話スクールだと40年かかってしまいます。
    私たちのキンダーガーテン・アフタースクールの場合は、必要な2,000時間を最低でも小学6年生までに達成できるように設計されています。

  2. ケース1当キンダーガーテンに年少から年長まで3年間通った場合

    イメージ図 イメージ図

    キンダーガーテンコースに年少から年長まで週5日通うと合計約3,000時間(2,000時間は年中終了時に達成)

  3. ケース2当アフタースクールに小学1〜6年生まで週5日で通った場合

    イメージ図 イメージ図

    アフタースクールコースに小学1・2年生で週5日、3年生以降も週5日で、6年生まで通うと合計約3,600時間(2,000時間は小学3年生後半で達成)

  4. ケース3当アフタースクールに小学1〜6年生まで週2〜3日で通った場合

    イメージ図 イメージ図

    アフタースクールコースに小学1・2年生で週3日、3年生以降に週2日で、6年生まで通うと合計2,100時間

※5年生以降は週2日のみとなります。
※授業時間はキンダーガーテンは5時間、1〜4年生が3時間、5年生以降は2時間で年間通った場合で計算。

学習時間数による英語力の成長

代表からのメッセージ

坪谷ニュウエル郁子

国際バカロレア日本大使。英語を母国語としない子どもたち向けの英語教育カリキュラム開発および中目黒・南麻布・駒沢・都立大アフタースクールの運営を行う株式会社東京インターナショナルスクールグループの代表を務める。UWC日本協会専務理事。イリノイ州立西イリノイ大学WESL(国際学生科)卒、早稲田大学人間科学部人間環境科学科卒。

英語は世界の公用語となっているとはいえ、あくまで伝達手段に過ぎません。大切なことは、英語で考える力、誰の前でも自信を持って英語で自分を表現できる力です。

それはつまり、様々な価値観を受け入れ、自分の役割をしっかり認識し、世界の中で自分が何者であるかを自覚するということ。そして、自分自身も他人も愛することができるということです。

私たちはそれを「グローバル・スキル」と名づけました。「グローバル・スキル」は、現在の日本の義務教育だけでは育みきれないものがあります。

本カリキュラムは、私たちが東京インターナショナルスクールで構築してきた教育メソッドを、広く日本の子どもたちに適応させる仕組みとして開発したものです。

昼間は日本の幼稚園・小学校に通って基礎となる学科を学び、放課後は当校で英語力とグローバル・スキルを身につける。こうした新しい学びのスタイルを通じて、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ちながらもグローバルに活躍できるスキルを身につけた、新しい人材を育んでいきたいと考えています。子どもたちが社会に出るのは20年後。

私たち教育者はそこまで見通した上で何を教えるかを考えなければいけません。社会の情報化が進む中、知識詰め込み型教育が意味をなさなくなるのは明らかです。

いかに発想するか、そのための情報をどう探すか、その発想をどう役立てるか。グローバル人としての基礎を、英語「で」創っていきたいと考えています。