【GWに読みたい】バイリンガルマネージャーおすすめ英語絵本3選 - 東京インターナショナルスクール キンダーガーテン/アフタースクール

2021.04.21

【GWに読みたい】バイリンガルマネージャーおすすめ英語絵本3選

Hello Everyone,

もうすぐゴールデンウィークですね。
予定はもうお決まりですか?

おうちで過ごす予定のご家庭は、親子で絵本を読む時間を作ってみてはいかがでしょうか。

今回は、東京インターナショナルスクール キンダーガーテン/アフタースクールの
スクールマネージャーがおすすめする英語の絵本を3作品、ご紹介します。

 

 

1.バイリンガルのスクールマネージャーおすすめの英語絵本

英語を外国語や第二言語として身につけていく過程では、単語などを「覚えること」や文法やフォニックスを「理解して習得すること」、
つまり、「学ぶ・練習する」という過程がどうしても必要になります。

同時に、幼児から小学校低学年のうちは、英語を使った活動を「楽しむ」時間をたくさん持つことで、子どもたちの英語への抵抗感を無くしたり、英語を身近に感じたりするきっかけになり、それが後々の英語「学習」へのハードルをグッと下げることに繋がっていきます。

そこで今回は、当スクールのマネージャー2人から、おすすめの英語の絵本をご紹介します。

 

The Cat In the Hat

Written by Dr. Seuss
Published by Penguin Random House Canada
◎対象読者年齢:3~7歳

駒沢アフタースクール マネージャー Ms. Kumi

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幼少期はアメリカに住んでいたのですが、
 小学低学年の時に父がこの本を「英語の勉強に」とプレゼントしてくれました。

英語の言葉遊びも面白いのですが、知らない人を信用していいのか、
 物の扱い方や嘘をついてもいいのかなど色々と考えさせる深い本です。

 

 

 

ブログ筆者も読んでみました!
外は雨。お母さんのお出かけ中に男の子と妹がお留守番をしていると、The Cat In the Hatが突然うちに訪ねてきます。
男の子と妹があっけにとられている間に、The Catはおうちの中を散らかしてしまい…。
そうこうしているうちにお母さんが帰ってきます。男の子と妹は、The Catは、どうするのでしょうか?

ページをめくるたびにテンポよく場面が展開するので、あっという間に絵本の世界に引き込まれました。
絵本の中には韻を踏んだ言葉がたくさん出てきます。
耳に届くリズムの心地よさも感じながら、ぜひ声に出して読みたい絵本です。

 

 

Why Do I Feel Like This?

Written by Shinsuke Yoshitake
Published by Thames & Hudson
◎対象読者年齢:4歳~

駒沢アフタースクール マネージャー Ms. Kumi

kaoleft

邦題が「ころべばいいのに」です。
知ったきっかけはレッスン中の生徒の”Show and Tell”(*)の時間でした。

誰でも嫌な人や嫌なことがありますよね。それにどう向き合うか、どう考え方を変えるか。

お子さまだけでなく、大人にも楽しんでいただけると思います。

日本語版と英語版を読み比べると更に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

 

(*)自分の好きな物や体験についてクラスのお友だちの前で発表(プレゼンテーション)を行う時間。(Youtubeの動画へジャンプします)

 

ブログ筆者も読んでみました!
「嫌だなぁ」という気持ちはどこからやってくるのか、どうして感じるのか。
どうすれば嫌な気持ちをいだかなくて済むのか。
それを主人公の女の子と一緒になって、丁寧に、順番に考えていける絵本です。

SHINSUKE YOSHITAKE(ヨシタケシンスケ)さんのコミカルなイラストが、女の子の状況や感情をとてもわかりやすく表現しています。
英語で書かれた内容も、イラストのおかげでイメージと一緒に学ぶことができそうです。

 

 

Charlie and the Chocolate Factory

Written by Roald Dahl
Published by Black & White Publishing
◎対象読者年齢:8~12歳

中目黒アフタースクール・南麻布アフタースクール マネージャー Ms. Maggie

kaoleft

イギリス人作家Roald Dahlが1964年に出版し、2005年には映画化もされた物語です。

私は当時チョコレートと本が大好きな子どもだったので、

クリスマスに両親からプレゼントしてもらい、
翌日には読み終えてしまうくらいとても嬉しかったことを覚えています。

大好きな物語で、英語版、日本語版、大人になってから放映された映画も何回も見たくらいです。

初めて読んだときには、現実では見たことも聞いたこともない、

繰り広げられるファンタジーな世界に、わくわくしながら読んでいました。

一生懸命に想像力を働かせながら読むことのできる物語は、

子どものころに読む本としてとてもおすすめです。

 

 

ブログ筆者も読んでみました!
主人公が見学に訪れたチョコレート工場の中には不思議な発明品や夢のようなお菓子がいっぱい。
工場見学が次々と進む中で、マナーについても学べる内容だと感じました。

英語には独特な言い回しが使われているところもありますが、場面を想像しながら読むとしっくりくる表現だったりします。
200ページ近いボリュームで、絵本というよりも本格的な洋書ですが、物語を楽しんでいるうちにいつの間にか読み終えていた感覚です。

 

 

2.英語絵本の読み方・読み聞かせ方のポイント

絵本の使い方はさまざまです。子どもたちの数だけ、楽しみ方があると言えます。
絵本の内容を楽しむことはもちろん、子どもたちの興味や関心を見つける時間にできるとよいですね。

英語絵本を手にとったときに、
「子どもが英語を理解できているならいいんだけど、自分の子どもは英語にまだなじみがないのにこの絵本に興味を持ってくれるのかな?」
そんな風に感じたら、次のポイントを押さえながら絵本を読み聞かせてみましょう。

 

【ポイント1】絵本の世界をまず一周する

はじめに絵本のページをペラペラとめくりながら、全体を見ていきます。
そのときには、挿絵をめいっぱい活かします。
「この男の子が持っているものは何かな?」
「この動物は”Cat”。”Cat”って言うんだよ。」
こうしてその絵本にどんなものが描かれているのかを見て、どんなストーリーが書かれているのかを想像しながら、絵本への愛着を引き出します。

 

【ポイント2】Questionを投げかける

絵本を読み始めてからもポイント1の技が活躍します。
書かれたストーリーを読み進めるだけでなく、ときどき立ち止まって、子どもにQuestionを投げかけましょう。
「この女の子は今どんな気持ちかな?」
「このおもちゃが次のページではどうなていると思う?」
などなど。
子どもと絵本の世界とをつなぎ合わせてあげるのがポイントです。

 

【ポイント3】感情を込める

絵本を読み聞かせるときには、感情を込めながら読むのがポイントです。
嬉しそうな場面では嬉しい気持ちで、悲しそうな場面では悲しい気持ちで。
絵本の中で誰かが笑っている場面では一緒になって声を出して笑って。
声色を変えたり、イントネーションに波をつくったりしながら、絵本の世界と子どもの気持ちとをひとつにしてあげましょう。

 

絵本は挿絵と一緒になっているので、言葉とイメージを結び付けやすくなっています。
そこで自分なりの考えを巡らせたり、感情を震わせたりすれば、言葉が子どもの心に残りやすくなるでしょう。
英語絵本は、英語に親しむのにもおすすめですね。

 

今回、絵本を紹介したマネージャーふたりのスクール紹介
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