【継続が花開く時】アカデミックコース卒業生 親子インタビュー! - 東京インターナショナルスクール キンダーガーテン/アフタースクール

2022.10.12

【継続が花開く時】アカデミックコース卒業生 親子インタビュー!

Hello Everyone,

私ども東京インターナショナルスクール キンダーガーテン/アフタースクールでは、小学5年生から高校1年生が対象の「アカデミックコース」を開講しています。
将来、国際バカロレア(IB)等の国際的なプログラムや英語・グローバル教育に特化したプログラムを実施する国内外の中学・高校・大学への進学が可能となる英語力とグローバル・スキルを身につけることを目指すコースです。

>>アカデミックコースのご案内<<

アカデミックコースは主に次の三つのスキルの獲得を目指しています。
● 社会的なテーマに関して、英語でリサーチし、ディスカッションする力
● 自身が興味を持つテーマに関して、英語で⻑文エッセイを書いたり、プレゼンテーションを行い質疑に対応する力
● 9つのグローバル・スキル

現在(2022年度)中学1年生以上の子どもたちは南麻布アフタースクールへの通学で学んでいます。
2021年度から新たにアカデミックコースに入学した小学5年生・6年生は、完全オンラインで開講。
2023年度以降も、順次オンラインクラスで入学生をお迎えします。

 

今回は、中学3年生の終わりまで通ってくれたAくんと、そのお母さん(以下、母)に協力をいただき、インタビューを実施しました。

Aくんは当アフタースクール開業の2013年当時の小学1年生の時に入学。
小学4年生までのアフタースクールコースを卒業し、小学5年生からはアカデミックコースに進み、足掛け9年間、通い続けてくれました。
その間には楽しいことだけでなく、躓きを感じることや不安になることもあったそうです。
そんなエピソードも交えて、当スクールに中学校卒業まで通い続けたお子さまの例としてご紹介します。

 

 

 

1.入学のきっかけと通い始めの頃の様子

インタビュアー)
お子さんは小学校1年生から通い始めていただきましたね。

母)
小学校進学に際して、学童保育を探していたのですが、学童の時間をうまく活用できるところを探していました。
自分が海外の仕事にかかわり始めていたこともあり、将来的に子どもには海外に出ていく素養を育める環境を整えてあげたかったんです。
ちょうどその頃が民間の英語系学童が増え始めた頃で、色々と見て回ったのですが、こちら(東京インターナショナルスクール アフタースクール)のコンセプトが自分の想いと一致していたので決めました。

インタビュアー)
小学生になったのと同時にアフタースクールが始まったけど、Aくんは当時はどんな気持ちだったか覚えているかな?

Aくん)
アフタースクールにネガティブなイメージは全然なかったかな。
違和感なく過ごしてて、そうして過ごしているうちに英語ができるようになっていた感じ。
外国人の先生とのコミュニケーションも躊躇しないでとれていたと思う。

当アフタースクールコースはネイティブ教師と英語オンリーの環境で過ごします。低学年のうちのレッスンでは、英語で学ぶことがまずは大好きになるように、たくさんのアクティビティを取り入れています。

インタビュアー)
英語や外国人の先生の環境には自然に馴染んでいけたんだね。

 

2.塾や受験英語とのギャップに悩んだあの頃

インタビュアー)
お通いの間にお母さまとして悩んだり迷ったりしたことはありましたか?

母)
小学校4年生になる頃にありました。
同学年のお友だちが学習塾に行き始めて、中にはアフタースクールをやめていった子もいたんです。
もしかしたら自分の子も試験や受験を意識した英語の勉強の仕方にシフトした方がいいのではないか、と思うこともあり、アフタースクールを続けるかどうかを正直悩みました。

ただ、自分の子がアフタースクールで使っている教材やレッスンで取り上げられている題材を見ていると、そのレベルはとてもリッチ(豊か)なものだったので、ここに賭けようと思って続けることにしました。
実はその頃に塾の夏期講習に参加したのですが、その塾の先生に「英語の点数の取り方があまりわかっていない」と言われたんです。
でも、普段からこんなにいい文章を読んでいるし、先生と英語でディスカッションをしているし…、うちの子に関してはむしろ日本の受験に向けた学習のシステムにこだわるのをやめてもいいんじゃないかと思いました。

当アフタースクールでは週3日以上の通学(*)の中で英語漬けになることで、しっかりとリスニングとスピーキングの力を身につけます。加えてレッスンでは「Language Strategies」の時間を設けて、英語を母国語とする子どもたちも使用しているオンライン教材「Reading A-Z」を使用し、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をバランスよく育成します。
(*)学年によって異なる場合があります。

 

インタビュアー)
Aくんはアフタースクールをやめずに続けていてよかったなと感じたことはある?

Aくん)
その少し後の5年生か6年生の頃にカナダに行ったんだけど、現地の外国人が話していることは全部わかるし、自分が言いたいことも話せたし、それが普通のことになってた。

インタビュアー)
聞けるし、伝わるし、外国人とコミュニケーションをとることが自分にとって自然なことになっていたんだね。

母)
そうは言っても、親としては不安な時期が4年くらいありました。
まさに小学4年生の頃から中学2年生になる頃くらいまでです。そうは言っても試験で点数が付けられてくる時期ですし…。

でも、中学2年生になるあたりで学校の英語の授業も本格的になってくると文法などが身について、英語力が目に見えて急に伸びてきたことが分かりました。

(アフタースクールを)やめないでよかった、と思えました。
英語を使う力が先行して身に付いていたところに、学校の授業で文法を勉強して一気に整理されたみたいです。

 

3.小学5年生からアカデミックコースへ

インタビュアー)
その間に、小学4年生までのアフタースクールコースを卒業して、5年生からはアカデミックコースに進みましたね。
アカデミックコースではiPadを使ったり、先生やお友だちとのディスカッションの時間が増えたりと、それまでやってきたことを土台にステップアップしたようなレッスンだったと思いますが、続けていてどうでしたか?

Aくん)
今思うと、英語を机に向かって勉強しているよりも、アカデミッククラスの友達と英語でアイデアを出し合ったりゲームをするこのスクールの方が好きだった。

インタビュアー)
ここでの学びが学校で役立ったことはありましたか?

Aくん)
学校のテストが楽に感じて。僕は英語のテストのために勉強したことはあまりなかったかな。
あと、英語で言うと、学校で友達からよく通訳を頼まれた。
ESLの先生が言っていることがわからないときに「先生がなんて言ってるか教えて」って聞かれることがあったし、先生がテスト範囲を英語で言うから、友達から「わかんないから通訳して」と頼られることがよくあって。

インタビュアー)
すごい活躍ぶり!
ほかにアカデミックコースで学んだことが役に立ったと思ったことはある?

Aくん)
あとはプレゼン資料。
アカデミックコースの授業でiPadを使ってプレゼン資料を作ったことが何回もあったから、学校で資料を作るときにそんなに時間がかからなかった。

アカデミックコースでは、アフタースクールから引き続いてより高度なテーマ探究型学習に英語で取り組みます。また、iPadを使い、レッスンで学んだテーマについて資料にまとめたプレゼンテーションの作成や、作成した資料を使ったディスカッションを行います。

 

4.中学受験と高校受験を経て

インタビュアー)
中学校進学の際には、受験を検討されたのですよね?

母)
はい。中学受験を検討しました。
入学試験の直前の半年くらいはアフタースクールも好きなスポーツの習い事もいったんお休みして、受験に集中して取り組みました。
そのときに「受験に対してあれだけの時間をかけて、そこで得られたものは何なんだろう?」と感じました。
その時の経験から、受験だけに集中することには賛同できないと私は思いました。
その体験から、高校選びでは、部活動も勉強もバランスよく取り組めるところに決めました。

インタビュアー)
その高校を選んだ決め手の一つには、海外留学の制度があるからだとお聞きしました。

母)
はい。
せっかくなら世界に出る経験ができるところがいいと私が思いましたし、本人の希望とも合っていましたので。

Aくん)
留学先として選べる国がいくつかあったのがいいなと思った。
カナダには行ったことがあるので、今度はオーストラリアかニュージーランドに行きたい。
高校1年の終わりから2年生の終わりまで1年間の交換留学の予定。

インタビュアー)
留学に向けて何か準備していることはありますか?

Aくん)
こないだ英検の2級が取れたんだけど、リスニングがほぼ満点だったから…。
今はもうちょっと単語を覚えたいかな。
そしたらもっといろんな会話ができるようになるんじゃないかと思ってる。

 

5.高校卒業後に描く将来像

インタビュアー)
高校卒業後の将来像はどんな風にイメージしてる?

Aくん)
うーん…。大学は国内でいいかなぁ。
仕事はまだ思い描いてないけど、なんとなくサラリーマンはちょっと…。

インタビュアー)
サラリーマンにも仕事や働き方にもいろいろあるからね。
まだ時間はあるし、海外での生活なども経験して、いろんな人と出会って、いろんな将来像が描けるといいね。

お母さまから何か思い描くものはありますか?

母)
高校での海外留学という本人の希望までは確保できたので、その先は自分から何がやりたいか言ってほしいと思っています。
もうここまでくれば、あとはこの子が自分で何をどれだけ選択できるかだと思います。
ただ、自分の可能性を閉ざすような選択だけはしないでほしいですね。

アカデミックコースからの選択可能な進学先のイメージ

 

 

アカデミックコースは2021年度新入生から、完全オンラインで開講しています。
全国どこからでも受講でき、将来、国際バカロレア(IB)等の国際的なプログラムや英語・グローバル教育に特化したプログラムを実施する国内外の中学・高校・大学への進学が可能となる英語力とグローバル・スキルを身につけることを目指すコースです。

>> アカデミックコース(オンライン)概要 <<

アカデミックコース(オンライン)のレッスンの様子をご紹介(動画)
>> Academic Online Course Promotion Movie <<

現役アカデミックコース生による座談会のレポート(ブログ)
>> 【高度な学習へ】現役アカデミックコース生インタビュー! <<