Hello Everyone,
今日はいつもと筆者を変えて、ご紹介する教材「Tap & Talk」の制作に携わった坪谷良がお送りします。
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みなさま、こんにちは。
東京インターナショナルスクールグループ運営/営業部門責任者の坪谷良です。
今回は、弊社が新たにリリースしたフォニックス教材「Tap & Talk」の制作の裏側をお見せします。
教科書ってどんなふうに作られているのだろう?東京インターナショナルスクールグループってどんな会社?
そんな、教科書制作の「裏側」をお見せすることで、少しでも私たちに親しみを感じていただけると嬉しいです!
>> トーキングペンで楽しみながら学べるフォニックス学習テキストブック「Tap & Talk」 <<
1.多国籍の制作チーム
さて、制作チームのご紹介。(オフィスに物が多いですが、そこは気になさらないでください。)
本プロジェクトは、主に6名のメンバーで創り上げました。
最初は教育部門責任者、オーストラリア出身のShaneとカナダ出身の副責任者Leon。
この2名が全体の統括をしています。
テキストのコンセプトから進行管理、チェックまで、すべてのマネージメントを行っています。
二人とも冗談ばかり言っていて、うるさい 楽しいですが、仕事はしっかりやってくれる、頼もしい二人です。
写真左:教育部門責任者Shane/写真右:副責任者Leon
実際のテキストの内容を作るのは、アメリカ出身カリキュラム・デベロッパーのJeffと、スペイン出身イラストレーターのMagdaです。
Jeffはテニスと音楽をこよなく愛する、元高校の先生。当社のカリキュラムを日々管理、改善しています。
Magdaはさまざまなテキストやプリントの絵をたくさん描いています。
写真左:カリキュラム・デベロッパーJeff/写真右:イラストレーターMagda
そして、日本人チームは、私(坪谷良)と、カリキュラム・デベロッパーの斎藤美祈。
テキストを使う保護者様の観点に立った日本語パートの作成や、販売を行う上でのマーケティングなどを行っています。
写真左:カリキュラム・デベロッパー斎藤美祈/写真右:営業部門責任者の坪谷良
多国籍のチームでは、遠慮や建前は無用。
話があっちに行ったりこっちに行ったりと、会議は踊りますが、最後にはしっかりと結論を出して進めます。
2.教科書作りは家作りと似ている
教科書作りは時間がかかる仕事です。
今回のプロジェクトは、スタートから終了まで、丸々1年かかりました。
以下のような流れで進めます。家の建築と似ていますよね?
1. コンセプトを決める(1ヵ月)
2. 設計図を作る(2ヵ月)
3. 制作(建築)する(5ヵ月)
4. チェックして修正をする(2ヵ月)
5. 印刷する(2ヵ月)
どの工程も大切ですが、1番目のコンセプトと2番目の設計図作りが非常に大切。
ここでおおよその内容をすべて詰めていきます。
コンセプトは当然のこと、この設計図の出来がすべてを左右しますので、ここは時間をかけてしっかりと作り込み、皆でチェックを繰り返して精度をあげていきます。
コンセプトを前に悩む、カリキュラム・デベロッパーのJeff
3.イラストを書き上げていく
設計図が完成したら、その設計図に従って、イラストを作り込んでいきます。
これは家でいう、建築の段階に相当します。
何度も微調整を繰り返し、イラストの精度をあげていきます。
イラスト制作をするイラストレーターのMagda
4.チェックして修正をする
そして、上がってきた原稿をひたすら確認する、辛い工程です。
ここは地道な、しんどい作業が続きます。
約2ヵ月に及ぶ期間の、大量のペーパーチェックにJeffもてんてこ舞い状態です。
頭を抱えるカリキュラム・デベロッパーのJeff
でも、最後は良いものができて、みんな満面の笑顔!
以上、「Tap & Talk」制作の裏側のご紹介でした!