【制作の裏側を大公開】フォニックス教材「Tap & Talk」 - 東京インターナショナルスクール キンダーガーテン/アフタースクール

2022.04.13

【制作の裏側を大公開】フォニックス教材「Tap & Talk」

Hello Everyone,

今日はいつもと筆者を変えて、ご紹介する教材「Tap & Talk」の制作に携わった坪谷良がお送りします。

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みなさま、こんにちは。
東京インターナショナルスクールグループ運営/営業部門責任者の坪谷良です。
今回は、弊社が新たにリリースしたフォニックス教材「Tap & Talk」の制作の裏側をお見せします。
教科書ってどんなふうに作られているのだろう?東京インターナショナルスクールグループってどんな会社?
そんな、教科書制作の「裏側」をお見せすることで、少しでも私たちに親しみを感じていただけると嬉しいです!


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1.多国籍の制作チーム

さて、制作チームのご紹介。(オフィスに物が多いですが、そこは気になさらないでください。)
本プロジェクトは、主に6名のメンバーで創り上げました。

最初は教育部門責任者、オーストラリア出身のShaneとカナダ出身の副責任者Leon。
この2名が全体の統括をしています。
テキストのコンセプトから進行管理、チェックまで、すべてのマネージメントを行っています。
二人とも冗談ばかり言っていて、うるさい 楽しいですが、仕事はしっかりやってくれる、頼もしい二人です。


写真左:教育部門責任者Shane/写真右:副責任者Leon

 

実際のテキストの内容を作るのは、アメリカ出身カリキュラム・デベロッパーのJeffと、スペイン出身イラストレーターのMagdaです。
Jeffはテニスと音楽をこよなく愛する、元高校の先生。当社のカリキュラムを日々管理、改善しています。
Magdaはさまざまなテキストやプリントの絵をたくさん描いています。


写真左:カリキュラム・デベロッパーJeff/写真右:イラストレーターMagda

 

そして、日本人チームは、私(坪谷良)と、カリキュラム・デベロッパーの斎藤美祈。
テキストを使う保護者様の観点に立った日本語パートの作成や、販売を行う上でのマーケティングなどを行っています。


写真左:カリキュラム・デベロッパー斎藤美祈/写真右:営業部門責任者の坪谷良

 

多国籍のチームでは、遠慮や建前は無用。
話があっちに行ったりこっちに行ったりと、会議は踊りますが、最後にはしっかりと結論を出して進めます。

 

2.教科書作りは家作りと似ている

教科書作りは時間がかかる仕事です。
今回のプロジェクトは、スタートから終了まで、丸々1年かかりました。
以下のような流れで進めます。家の建築と似ていますよね?

1. コンセプトを決める(1ヵ月)
2. 設計図を作る(2ヵ月)
3. 制作(建築)する(5ヵ月)
4. チェックして修正をする(2ヵ月)
5. 印刷する(2ヵ月)

どの工程も大切ですが、1番目のコンセプトと2番目の設計図作りが非常に大切。
ここでおおよその内容をすべて詰めていきます。
コンセプトは当然のこと、この設計図の出来がすべてを左右しますので、ここは時間をかけてしっかりと作り込み、皆でチェックを繰り返して精度をあげていきます。


コンセプトを前に悩む、カリキュラム・デベロッパーのJeff

 

3.イラストを書き上げていく

設計図が完成したら、その設計図に従って、イラストを作り込んでいきます。
これは家でいう、建築の段階に相当します。
何度も微調整を繰り返し、イラストの精度をあげていきます。


イラスト制作をするイラストレーターのMagda

 

4.チェックして修正をする

そして、上がってきた原稿をひたすら確認する、辛い工程です。
ここは地道な、しんどい作業が続きます。
約2ヵ月に及ぶ期間の、大量のペーパーチェックにJeffもてんてこ舞い状態です。


頭を抱えるカリキュラム・デベロッパーのJeff

 

 

でも、最後は良いものができて、みんな満面の笑顔!

以上、「Tap & Talk」制作の裏側のご紹介でした!