【夏休みは英語にチャレンジ!】サマースクールレッスンレポート - 東京インターナショナルスクール キンダーガーテン/アフタースクール

2021.08.04

【夏休みは英語にチャレンジ!】サマースクールレッスンレポート

Hello Everyone,

お子さまの夏休み、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

1.夏休みをぼーっと過ごすことも大切?

子どもたちの夏休みの過ごし方は、住んでいる地域、通学している学校、ご家庭の環境などによって本当に様々ではないかと思います。
およそ1ヵ月にも及ぶ長期のお休みを、子どもたちには安全で楽しく、有意義に過ごしてほしいものですね。

ただ、なかには、せっかくの夏休みをおうちでぼんやり過ごしているお子さまの姿を見かけてガッカリ…という保護者様もいらっしゃるかもしれません。
しかし近年、子どもたちには「何もしていない時間がとても大切だ」という内容の発信を見聞きするようになりました。
ゲーム機器やタブレット、勉強道具など外部の刺激から離れて「ぼーっ」としている時間は、はたから見ると「何もしていない」ように見えます。
しかし実は、この何もしていないように見える時間に、私たちの脳は活発に活動をしていることが脳科学の研究で明らかになってきました。
この活動は「デフォルト・モード・ネットワーク」いって、脳内にバラバラに散らばっている記憶や知識を同期したり、つなぎ合わせたりしているのだそうです。
>>あたまナビ ぼーっとしている間も脳は活発に活動中!?「何もしない時間」が重要な理由<<(外部リンク)

時間的にも体力的にも余裕がある夏休み、普段できないくらい思い切りぼーっとする時間を持つことも実は、新しい体験や学びに取り組むことと同じくらい有意義な時間の過ごし方だといえそうです。

 

2.夏休みに人気の習い事は?

それでもやはり、夏休みを有効活用して新しいことやスキルアップにはチャレンジしたいもの。
では、子どもの夏休みの過ごし方の近年の傾向はどのようになっているのでしょうか。

2020年にイー・ラーニング研究所が行なった、小学生の子どもを持つ家庭への「2020年子どもの夏休みに関する調査アンケート」の結果によると、夏休みにはキャンプや旅行など、子どもたちが自然に触れる・感性を磨く・多くのことを学ぶ、といった経験を期待しているご家庭が多いようです。
一方で、夏休み中に試してみたい習い事についての回答を見てみると、英会話、プログラミング、スポーツ系が上位を占めています。
普段は英会話やプログラミングを習っていない子どもたちが、夏休みをお試し感覚で英語やプログラミングに触れてみる機会にしているようです。
>>イー・ラーニング研究所調べ 「2020年子どもの夏休みに関する調査アンケート」<<(外部リンク)

 

当スクールでは、英語力を問わず参加いただけるシーズンスクールを夏休み、冬休み、春休みに開講しています。
長期休みならではの英語で過ごすスペシャル・レッスン。
現在は、サマースクールを開講中です!

 

3.当スクールのサマースクールご紹介

当スクールでは、夏休みの期間にサマースクールを開講しています。
レギュラーのレッスンとは違ったサマースクール向けのテーマを、英語ネイティブ教師と一緒に探究します。

今回は、都立大校のサマースクール2021初日の様子をレポート。
サマースクールではどんなことをするのかな?そんなギモンにおこたえします!

 

今回見学に訪ねた都立大校は東京都目黒区、東急東横線の都立大学駅から徒歩1分(!)の場所にあります。
>>東京インターナショナルスクール都立大アフタースクール<<

 

ようこそ、東京インターナショナルスクール都立大アフタースクールへ!

スクールに入ると、子どもたちとスタッフで協力して制作した装飾や子どもたちのクラフト作品が夏らしさを演出していました。

 

サマースクールは4~5時間のプログラム。
盛りだくさんの内容で、子どもたちはあっという間に感じるようです。

□ Greeting Time
 まずはみんなで体を動かすゲームをしたり、歌を歌ったり。
□ Kinesthetic
 ダンスやヨガ、ゲームなどを通じて、身体を動かすことの楽しさを学ぶとともに協調性やリーダーシップを学びます。
□ Circle Time
 スクールルールを学んだり、身近な問題をテーマにみんなで考えたりする時間です。
□ Theme Activity
 週ごとに設定されたテーマを、様々なアクティビティを通じて先生と一緒に英語で探究します。
□ Language Strategies
 英語力強化プログラムの時間。テーマに沿った単語パズルや書き取りで、ライティング・リーディング・ボキャブラリーを養います。
□ Lunch
 午前のアクティビティが終わったら、みんなでランチタイム!
□ Story Telling
 テーマに沿った英語の本を先生と一緒に読んで、先生の質問に答えながらテーマへの理解を深めます。

>>シーズンスクールのご案内<<

 

4.サマースクールレッスンレポート

□ Greeting Time、Kinesthetic、Circle Time
サマースクールでは、初めて会うお友達や初めて会う先生と一緒のレッスンになることがあります。
けれども心配はありません。
レッスンのはじめには、みんなと一緒に体を動かしたり、スクール内でのお約束事を確認したり。
気持ちも体もまずはウォームアップです。

 

□ Theme Activity
そうしていよいよテーマ学習の時間。
さぁ、今日のテーマは何でしょう?
そしてそこから、どんなことを探究してゆくのでしょうか。

この日のテーマは「Niagara Falls(ナイアガラの滝)」です。
でも、先生はそのことを子どもたちにすぐには伝えません。

まずは写真を見せながら、「What do you think this is?(これは何だと思う?)」と質問を投げかけます。
子どもたちは次々に手を挙げて答えます。
「River!(川!)」「Water!(水!)」「Water river!(水の川!(?))」「Fall?(滝?)」
先生「It’s very close!(惜しい!)」
そうして徐々に徐々に正解の「Niagara Falls(ナイアガラの滝)」へと導いていきます。

今日のテーマを確認した後は、それに関連したたくさんの英語アクティビティが待っています。

「Niagara Falls is located between the United States and Canada.(ナイアガラの滝は実はアメリカとカナダの二つの国にまたがっているんだよ)」
では、それぞれの国の場所は?国旗はどんなデザインだろう?国の名前を英語ではどう書くのかな?

次に、カナダという国について知ろう!
カナダにはどんな動物がいるんだろう?この写真の動物は知っているかな?実際に見たことあるかな?どのくらいの大きさだと思う?

先生の身振り手振りを交えた魅力的なお話と、たくさんの考える時間、そして楽しいワークに、子どもたちはみんなワクワクが止まらない様子です。

 

□ Language Strategies
サマースクールのレッスンでは、英語の発音や単語の学習の時間もあります。
この日の1年生クラスは「Short /i/とNot Short /i/」の発音を練習して、イラストに描かれた動物や物の名前にどちらの/i/が含まれるのかを仲間分けしていました。

イラストを仲間に分けてペタペタと切り貼り。早く終えられたら、色塗りもします。

少しお兄さん・お姉さんの2年生クラスでは、アルファベットがたくさん並んだ中から「ナイアガラの滝」のお話に出てきた英単語を探すワードサーチに挑戦していました。

「あ、WATERFALLがあった!」「AMERICAも見つけた!」

そしてこの日の最後は絵はがき制作です。
旅行先のナイアガラの滝から家族に向けてハガキを書きます。
今はナイアガラの滝にいるよ、どんな気持ちだよ、こんなものを見たよ、あんなものを食べたよ、などなど。
想像力を働かせながら、思い出を英語で伝えます。

いつか気軽に旅行ができる日が戻ってきたら、ぜひ旅先からお友達や親せきに英語でお手紙を書いてみてくださいね。

□ Lunch、Story Telling
このほかにもランチタイムや英語絵本の読み聞かせの時間、歌の時間なども楽しみながら、今日のレッスンはおしまいです。

 

夏休みは新しいことにチャレンジしたり、スキルアップをしたりするチャンス。
人気の英語と、テーマを多角的に学ぶ探究型カリキュラムで、子どもたちには夏休みを有意義に過ごしてもらえると嬉しいですね。
>>シーズンスクールのご案内<<