【2021年4月本格スタート】グラマー・カリキュラムってなぁに?(1) | 東京インターナショナルスクール

2021.01.06

【2021年4月本格スタート】グラマー・カリキュラムってなぁに?(1)

Hello Everyone,

今回は、2021年度から全校のLTE Junior コース内に導入される「グラマー・カリキュラム」の様子をご紹介します!
グラマー・カリキュラムはリーディングやライティングの基礎を身につける時間です。

グラマー・カリキュラムではテキスト教材とタッチペンを使用します。

子どもたちは、1級から40級まで細分化されたテキストを使って段階的に無理なく学習を進めます。1級から16級で身近な「単語」や「短い文章」に慣れ親しんだ上で、17級以降ではグラマー(文法)の学習や長い文章にも取り組み、「文字でも英語を理解する力」つまり、リーディングやライティングの基礎を身につけていきます。英語と日本語の違いを理解する内容にも取り組みながら、グローバルスキルと同時に、英語の4技能をバランスよく身につけていくことを目指します。


私たちはグラマー・カリキュラムのトライアルクラスを2020年6月からスタートしています。
現在は、6校・12クラスで、80名ほどの小学1年生から4年生の子どもたちがLTEコースの中で取り組んでいます。

 

それでは!レッスンの様子をご紹介しましょう。
担任の英語ネイティブ教師が授業開始の声を掛けると、授業をサポートするバイリンガルチューターも入室して、準備を始めます。

【グラマー・カリキュラムの時間開始】

まずはウォームアップ。今日の目標を確認します。
グラマー・カリキュラムの時間は自立型の個別学習ですので、目標も個人個人で異なります。
さあ、今日は何ページ進めよう??目標設定の時間もインタラクティブで楽しい活動です。

準備ができたら、タッチペンにつなげたヘッドフォンをつけてそれぞれの課題に通り組みます。

 

【スモールステップと自立学習】

テキストやプリントの課題に、自分の力で5分〜10分程度かけて取り組みます。自立学習を無理なく進めるために、テキストは日本語のナビゲーションと可愛いフルカラーで構成されています。

学習が終わったら、担任のネイティブ教師やバイリンガルチューターに進捗を確認してもらいます。教師はテキストに大きな花丸や可愛いイラスト、”Excellent”、”Great”、“Good Job” などの応援の言葉を書き込みます。子どもたちのやる気や、継続する力をサポートしています。

担任のネイティブ教師は子どもたちの学習が終わると、丸付けをしながら学習している言葉やフレーズについて、マンツーマンで英語で子どもたちに話しかけています。

 

ある生徒と教師の会話に耳を傾けてみましょう――

教師「What’s this?」(これ何?テキストのshipのイラストを指しながら)
生徒「It’s a ship.」(英語で発音)
生徒「船」(船)
教師「That’s right! Have you been on a ship?」(その通り!乗ったことある?)
生徒「Yes.」(うん、ある)
教師「Really?」(そうなんだ)
生徒「Many times.」(何回も)
教師「??!!!」(え?何回も!)
生徒「I went on a ship at Tokyo Disneyland!」(ディズニーランドで乗ったよ)
教師「Ahh. Now I got it.」(そういうことか!)

<ここに実は指導のポイントが隠されているのです! その1>
「ship=船」と訳を覚ることで「知識」の習得が完了します。しかしそこで学習は終わりません。自分にとって shipとは?と具体的にイメージして、それを言葉にしたりイラストに描いたりとアウトプットをすることで初めて、shipという言葉を「知っている」から「使える」語彙に移行するのです。


もう少し続けて会話を聞いてみましょう――

教師「What’s this?」(これ何?テキストのstampのイラストを指しながら)
生徒「It’s a stamp.」
教師「Good! How do you say stamp in Japanese?」(いいね!で、stampってなんのこと?)
生徒「切手」(日本語の意味を言う)
教師「Great! Good job!」(素晴らしい!その通りだね!)

知識の確認はできました!ネイティブ教師もバイリンガルチューターも、ここからが大切、と生徒と会話を続けます。

教師「When do we use stamps?」(切手はいつ使うの?)
生徒「。。。。。」(えっ。。。)
教師「Have you ever used a stamp?」(切手を使ったことある?)
生徒「うーん、シール??」(テキストにあるイラストから想像してみる)
教師「That’s very close, a sticker is kind of like a stamp. But it’s a little different. So, can you tell me what this is?」(惜しい!確かに、切手ってシールみたいだよね。じゃあ、これなに?letter(手紙)のイラストを指して)
生徒「It’s a letter. 手紙」(英語を読み上げてから意味を言う)
教師「Very good. Have you ever written a letter to anyone?」(すごいじゃないか。誰かに手紙を書いたことある?)
生徒「Yes, to my grandma. Ahh! Now I know what a stamp is.」(うん、おばあちゃんに。あ、わかった。stampは手紙に貼るやつだ!!)
教師「(I will definitely bring a real letter and a stamp for the next lesson.)」(次回のレッスンで本物の切手と手紙を見せてあげたいな、、、)


<ここに実は指導のポイントが隠されているのです! その2>
新しい語彙の「定着」、つまり、新しく覚えた言葉をとっさの場面で使えるようになるためには、「実際に使ってみること」、または、「自分がその言葉を使う場面をできる限り具体的に想像してみること」を繰り返し行う取り組みはとても効果的です。


【学習補完】

自立学習と語彙の定着を目指してVocabulary Building Sheet(単語確認プリント)にも取り組みます。これはご家庭でもできて、語彙学習の補強とともに「語彙を使う場面をイメージする活動」ができるよう「クイズ」が記載されています。おうちで親子で楽しみながら学べます。

自立学習の時間が終了したら、宿題をチューターから受け取ります。宿題は復習の内容なので、子どもたちは自力で取り組むことができます。また、丸付けや宿題チェックはおうちで行いますので、宿題の解答はあらかじめご家庭にお渡しています。


【グラマー・カリキュラムの時間終了】

最後に、進級した生徒に賞状を授与します。また、目標を達成した時や季節のイベントがあるときは最後に関連したアクティビティやゲームを楽しむこともあります。そうしてグラマー・カリキュラムの活動は終了です。
ネイティブ教師と今日のクラスのまとめをしたらバイリンガルチューターは退室し、子どもたちとネイティブ教師は残りの時間も楽しいLTEのカリキュラムを進めます。

 

ここまでがグラマー・カリキュラムの時間の様子です。
トライアルクラスを体験した子どもたちやお父さん・お母さんの感想が寄せられているので、次回はそれをご紹介します。

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