第1回当社主催セミナー 「国際バカロレア入門講座」動画配信開始 | 東京インターナショナルスクール

2020.12.21

第1回当社主催セミナー 「国際バカロレア入門講座」動画配信開始

Hello Everyone,

先日12/13(日)に開催しました第1回当社主催セミナー 「国際バカロレア入門講座」の動画をYoutubeで公開しました!

>>セミナーの動画<<


当日のセミナーは昨今の状況を踏まえてオンラインのみでの実施となりましたが、120名を超えるお申し込みをいただきました。

参加者の皆さまからいただいたアンケートでは、国際バカロレアをテーマにもっと詳しく聞きたい!という熱いメッセージをたくさんいただきました。

次回のセミナーをまた別の講師、別のテーマで2021年2月下旬に開催の予定です。
詳細が決まり次第、こちらのセミナー情報に公開しますのでお楽しみに!

 

さて、今回のセミナー中にはたくさんの質問をいただいたのですが、時間の都合もあり、その場でお答えできたのはそのうちの一部でした。
こちらの記事では、セミナー中にお答えしたものも含め、いただいた質問からいくつかを取り上げて回答を掲載します。


■回答者:坪谷ニュウエル郁子

■ご質問と回答

※用語・略語について
・IB:国際バカロレア(International Baccalaureate)
・PYP:初等教育プログラム(小学校に相当)
・MYP:中等教育プログラム(中学校に相当)
・DP:ディプロマ資格プログラム(高校に相当)
・ケンブリッジインターナショナル:ケンブリッジ大学国際教育機構(Cambridge Assessment International Education)。
 英国ケンブリッジ大学傘下の教育組織で、世界で普及している国際教育プログラム、および、5〜19歳の教育資格を提供する国際教育機関の名称
・一条校:学校教育法の第1条に掲げられている教育施設の種類およびその教育施設の通称

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Q.東京インターナショナル キンダーガーテンから通い、現在はアフタースクールの在校生の親です。今後IB校に通うとなると、キンダーガーテンとアフタースクールに通った経験には、どのようなメリットがあるでしょうか。(教育面や入学のしやすさなど)

A.探求して学んでいく方法が身についているところが大きなメリットと言えます。
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Q.IBのDP取得は大変な時間と労力を費やし、途中で断念してしまう子どもも多いと聞きます。途中で断念してしまった場合、通常の受験勉強に切り替えると間に合わず、どちらも中途半端になってしまうのでは?と気になります。

A.DPの学習は授業の前に、リサーチ、分析などを終えた状況で臨む授業が多いためご指摘のように家庭内での学習時間が多いです。しかしIBで履修した科目は通常の学習指導要領に準じた同じ科目と読み替えがきくので、一般入試に切り替えたとしても活かせると思います。
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Q.IBを取得して大学に行く際には、日本以外だと国や学校数など、広く受け入れられるようになっているのでしょうか。

A.世界中では2,000以上の大学が受け入れております。
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Q.帰国子女ではなくても、Tokyo International School→中学・高校→海外大学といった進路を辿るのは現実的ですか?おそらく中学や高校の受験との両立など課題が出てくると思います。

A.どの国の大学への進学を希望するかによりますが、大体の大学は教授言語である言語のレベルの検定試験を受けることが要求されることが多いです。例えば米国だとTOEFL、英国はIELTSといった具合です。また言語能力が足りない場合は本入学の前にファウンデーションコースといった言語を速習で学ぶコースから入る場合もあります。日本の学校に通っていても海外の大学への進学は全く無理がないと思います。
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Q.日本での習い事と、バカロレアのバランスはとれるものでしょうか?

A.バカロレアは、認定校(全日制)の学校に通うということが前提です。通常学校は8時半から15時半ごろまでですので、それ以外の時間を習い事などに通うということは全く問題ないと思います。
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Q.日本での国際バカロレア取得の方法と、進路の事例や傾向を教えてほしいです。

A.国際バカロレアの認定校に通学して、大学入学準備コースのディプロマコースを修了することで修了書を取得できます。
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Q.IBを始めるためには、PYP、MYP、DPのどのレベルから始めても問題ないでしょうか。早く始める方が到達度は高いでしょうか。

A.私は少なくともMYPから始めるのが良いと思います。
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Q.PYPからケンブリッジインターナショナルの後にIBのDPコースへ進むのは難しいでしょうか。MYPも必須になるのでしょうか。

A.全く問題ありません。
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Q.PYPコースでは基本的な算数の計算などを習うことはできますか。それとも家庭での学習で習得するのが通常でしょうか。テストも無く、テキストブックも無いと聞いた事がありますが、本当でしょうか。

A.もちろん教えます。10の学習者像の一つは知識のある人です。テキストブックやテストがない学校もありますが、テキストの代わりにその課題に適した教材が選ばれます。またテストの代わりに明確なルーブリック(評価基準)があります。
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Q.親が英語に自信がない場合に、バカロレア校に行くことに問題はありませんか。

A.日本語が教授言語の、バカロレアを採用した一条校が増えています。そういった学校を選択していけば全く問題ありません。
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Q.親がうちで今日からでもはじめられる国際バカロレア的な教育メソッドがあれば教えてください。

A.子どもと様々な課題を一緒に探求していくことが良いと思います。
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Q.幼児がバカロレアの教育を受ける場合、従来の学校のように椅子に座って先生の話を聞くという割合はどの程度でしょうか?

A.その時々によって異なると思いますので一概に申し上げるのは難しいところがあります。
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Q.私立中学の国際バカロレアの導入予定(今後加速しそうか、など)について、教えてください。具体的な実践例があればありがたいです。

A.現在申請中も含めて159校です。今後も増える見込みで、2023年の200校以上を目指しています。
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Q.日本で国際バカロレアを推進するにあたって課題はなんでしょうか。200校とは言わずもっと増えてもいいと思うのですが、何か壁があるようでしたら教えてください。

A.年会費や教員の育成などにコストがかかることが最大の課題です。
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Q.IB認定校を増やすというのはよく聞きますが、IBカリキュラムを教えられる教員が十分に日本にいるのでしょうか?

A.教員育成には力を入れております。
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Q.今後IB教育を軸に進路を検討していく際、周囲に見識のある先生やアドバイザーの方、相談機関が少ないと感じていますが、このことについてアドバイスいただけますでしょうか?

A.文科省では保護者の方々も無料で会員になれるコンソーシアムを開設しています。様々な情報がありますので、ぜひのぞいてみてください。
https://ibconsortium.mext.go.jp
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お子さまのこれからの学びの参考になりますと嬉しいです。