Hello everyone,
前回、卒業生インタビューに協力してくれたEさん。
今回はお母様をお迎えして、保護者の立場からのお話を聞きました。
前回のEさんのインタビューからは、本人が嫌だなぁと思うことがあっても、それをしっかりと受け止めてくれるご家族がいたからこそ、続けられたことが伝わってきました。
ではそのご家庭は、どのような考えをもって、Eさんの学びを支えてきたのでしょうか?
そこには一つの明確でブレない方針があったようです。
今回のインタビューにご協力いただいたのは前回の卒業生インタビューEさんのお母様
Eさんも同席してくれました
インタビュワーはカリキュラム開発担当のMs. Miki
目次
1.お子さんに英語を学ばせてあげたいと思ったきっかけ
Miki)
早速ですが、お子さんに英語を学ばせてあげたいと思ったきっかけは、どういったことがあるのでしょうか?
母)
夫が英語を使って海外に関わる仕事についていて、自分も学生時代に留学経験があります。
それもあって「英語ができることの良さ=英語ができることによっていろんな国の方とつながって輪が広がっていく感覚」を二人とも経験していました。
それで、自分の子は必ず英語ができた方がいいと考えていました。
娘には英語を中途半端ではなくしっかり身につけてほしくて、その機会をどう作ろうかということはずっと考えていました。
日本は英語が使われることが比較的少ない環境でもあるので、どういう風にすれば身につくかということを考えてきました。
これは経験的な考えなのですが、英語の勉強はすごく小さい時からやる必要はないと夫婦で思っていました。
語学は「継続」。
いくら小さい時に頑張っても、継続しなければ意味がありません。
だから、継続していける環境を作ってあげるのが親の役目なのかなと考えていました。
それも、子どもにとって面白くて続けられることが、特に小学生の間は大切になると思っていました。
私たちは試験を受けて上の級を、といったことをゴールにはしていなかったんです。
その対策の勉強は全然望んでいませんでした。
Eさん)
最近英検を受けたんだけど、パパが言っていたのは「試験の合格をゴールにしているんじゃなくて、アフタースクールで学んだことを活かせるかどうかを見るためだよ」っていうことだった。
母)
結果として、英検(3級)は満点に近い状態で合格してビックリしました。
特にリスニングがとてもよくできていて、耳からいろいろ入っているのだなということがよくわかりました。
私たちも合格という形を求めていたわけではないのですが、「すごいなぁ。やっていた甲斐があったなぁ。」というのは感じました。
先ほど「継続」という話もしたのですが、私たちは「頻度」というのも意識していました。
本当は週5日通うことを検討したのですが、在宅勤務が増えたこともあって、最初は様子を見ようということで、週4日で始めました。
けれども、「頻度」というのは絶対に欠かせないものだと考えていました。
Miki)
昨年(2023年)末に受けていただいたTOEFL Primary TestもEさんは素晴らしい結果でした。
受検者の中心は中高生なのですが、小学4年生ながらに全世界の中高生の受検者上位7%に入るスコアを出していましたね。
母)
そうなんですね!すごーい!
Eさん)
うふふ~
母)
今は英語が耳から全部入ってきていて、基本的な文法などは全然わからなくって。
この間も「ママ、SVCって何?」って聞かれて(笑)
5年生からは英語塾に通うのですが、英語の実態はもう知っていて、知識としてSVCが入ればすぐにわかるようになるから心配はしていません。
Miki)
先ほどおっしゃっていただいた「継続と頻度」。
そこに思い切ることができたことにはどういった背景があるのでしょうか?
母)
語学は年齢が後になってもいくらでも伸ばせるものだと思っています。
特に文法や単語は何歳になってもできることですし。
小さいうちは外国人の先生と接する楽しさや、言葉が通じる楽しさなどの経験が重要で、楽しい経験がそのあとの語学学習に影響があるのではないかな、というのはあります。
旅行先で言葉が通じたとか、始めはわからなかった言葉がわかるようになったとか。
そういった経験を小さいころにしておくことが大切だと思っていて。
小学校の間は点数とか文型や文法とか、机の上でカリカリと勉強することよりは、楽しくコミュニケーションを中心にやれることとか、外国人の方と接する機会を作るとか。
そういったことこそが大事なんじゃないかなとは思っています。
特に日本は生活の中では外国人との接触が少ないので、その機会を作ることと、それが楽しいことであるのが大切だと思います。
2.このアフタースクールを選んだ理由
Miki)
その考えに沿った選択肢はほかにもいろいろあると思うのですが、当アフタースクールを選んでいただいた背景にはどのようなことがあるのでしょうか?
母)
いくつか調べていた中で以前から中目黒校のことを知っていて、先ほども話した私たちの方針に合っていそうだったので、興味を持っていました。
あとは学校帰りにどう通おうかなというところで。
そんな時にちょうど小学校入学のタイミングで駒沢校がオープンすることになって、「あ、駒沢にあるんだったらピッタリだわ!」と思って、「絶対ここだわ!」と決めました。
Miki)
入学当時に週4日の通学を選ばれました。
そのうち1日は月曜日のGrammar Curriculumクラスを選ばれましたね。
Grammar Curriculumは各自のレベルに合わせたステップアップ学習の形式をとっています。
ステップは全部で40あるのですが、Eさんは全校で初の40級到達者になりましたね!
母)
本当に先生たちのサポートもあって…
Eさん)
でも私、レベル1から頑張ったから!
Miki)
Eさん自身が最後まで頑張ってくれたんですよ。
母)
すごーい!
Eさん)
すごいでしょ!
3.保護者からのサポート
Miki)
ご家庭でスクールに通わせていただく中で大変だったことやご苦労を感じたことはありましたか?
母)
19時に終わるので、お迎えが必要な1-2年生は大変でしたが、在宅勤務が増えてなんとかなって、そこは本当に運が良かったと思っています。
ただ、それでもやはり、1-2年生の時の送迎は本当に大変でした。
でも、夫婦で「英語は絶対にやらせる!」という気持ちは共通して強かったので、そこは腹をくくっていました。
Miki)
ご家庭での声掛けやサポートは何かありましたか?
母)
勉強のサポートは全くしていません。
ただ、小さい頃から海外に旅行に出かけることや、パパが英語を話す姿などを見ていたことや、洋楽が家で流れているという環境はありました。
宿題は?といった声掛けは全然してこなかったですね。
「英語ができるといいよ、世界が広がるよ、世界中に友達ができるよ」ということはよく夫が言っていたり、その姿を実際に見せてきたとは思います。
Miki)
「英語をなぜ学ぶのか、なぜ学ぶといいことがあるのか」といった「なぜ」の部分をちゃんと見せてこられたのですね。
Eさん)
1年生の頃からすんごい指導をすると私が嫌になるって思ってたんでしょ!わかるよ!
母)
うふふ
Eさん)
ほらー!顔でわかる!
母)
家でできることはそんなにないと思っていました。
カリカリと文法やるって面白くないでしょ?
Eさん)
おもしろくない。
Miki)
スクールではEさんは自習を良くされていましたよ。
ほんの30分でも時間があればテキストを開いて復習をしたり、クラスメイトで単語の綴りがわからない子に教えてくれていたり。
自分の学習を進めたいと思うのですが、困っている小さな子たちのことを嫌な顔一つせずサポートしてくれたりもしていました。
母)
クラスメイトや先生とのコミュニケーションもよかったと思いますが、月曜日のGrammar Curriculumも英語をバランスよく学ぶのによかったと思います。
Miki)
少しずつ分かることが増えていったと思います。
母)
そういえば、何か急に本人に自信がついたタイミングがあった気がして。
Eさん)
急に自信がついたのは3年生の時!
2年生の後半から手を挙げるようになって、3年生の頃にはビシビシ手を挙げて発表できるようになった。
母)
そうだよね!3年生だよね!ママもそう思った。
家で急に、単語単位で英語が出てくるようになったり、習ったことが英語で出てくるようになったりしました。
ほかにも、同じ学校に通っているお友達のお母さんから「最近、Eちゃん、英語が出てくるね」って言われるようになりました。
なんでだろうね?
Eさん)
それは自分でもわからない。
そこから英語が自然と出てきて、スペルも自然と分かるようになって、今も自然と出てくるから、いつわかるようになったのか自分ではわからない。
いつの間にか覚えてる。
Miki)
続けるうちに溜まってきた英語力が一気にスパークするタイミングを迎えたんでしょうね。
4.アフタースクールでの学びをどのようにしていきたいか
Miki)
4年生を終えてこのアフタースクールは卒業となりますが、ここで身につけたことをこれからどのようにしていってほしいと思いますか?
母)
とにかく継続!
今やめてしまったら本当にもったいないと思います。
5-6年生になるとみんな塾とかが忙しくなる時期かとは思うのですけれども、英語の時間が欠けないように過ごしてほしいです。
そして英語の面でアドバンテージを持った状態で「自分は英語ができるんだ」という自信を持って中学校に上がってほしいです。
いつか、海外に行って勉強することができると良いな、とも思っています。
行くか行かないかは本人の意志なので無理強いするつもりはなくて、提案しながら、と思っています。
Eさん)
ママは嫌な時は嫌って言っていいって言ってくれてる。英語だけじゃなくてほかのことでも。
本音を言っちゃうと、アフタースクールに通い始めた初期(小学1年生)の頃は行きたくない気持ちで…。
しかもだいたい毎日、週4日通っていたわけで。
でもママが何かあったら話していいって言ってくれたから思っていることをバーッと話して、それを聞いてくれた。
母)
低学年の時は下校時間が早く、アフタースクールにいる時間がすごく長かったのですよね。
当時のマネージャーのMs. Kumiが「それもすごくラッキーなことですよ」と言ってくれて、そのおかげもあって成長が早かったのではないかなと思っています。
レッスン前の預かりの時間で、外国人の先生とほぼマンツーマンで英語で遊ぶ時間もありましたし。
Eさん)
その頃で覚えてるのが、Mr. JosephとMs. Lesley、そして私が一緒に座って英語の音楽をかけながら、ビーズでピカチュウを作ったのが思い出。
実はめっちゃ嫌だった(爆笑)
Ms. Lesleyが真ん前にいて、Mr. Josephが横にいて、iPadで音楽流れてて、もう逃げられない(笑)
母)
その環境をよく耐えて、頑張っていたんだな、って思っています。
その頑張りが活き続けるようにしたいですね。
5.これから英語を始める子どもたちの保護者の皆様へ
Miki)
今、またはこれから英語を始める子どもたちの保護者様へメッセージをお願いします。
母)
「子どもにどうなってほしいか」を考えるのはとても大切だと思っています。
ある程度英語に慣れればいいとか、英語が流暢になってほしいとか。
どこまで親御さんが思っているかによって、すごく変わってくると思っています。
ここに通っているからと言って英語が話せるようになる、みたいな単純な話では決してなくて。
子どもが学校を決めることはできないので。
親御さんとしてどこまでのレベルを身につけさせたいのか、というところで頻度とか期間の選択になっていくのかなと思います。
私たちの場合は英語が身に付くためには、「継続と頻度」が重要だという結論になりました。
まずは親が目標をきっちりと決めた上で、子どもをどう通わせるのかを決めたらよいのかな、と思います。
Miki)
今日はありがとうございました。
Eさん)
また遊びに来る!
Miki)
後輩たちのためにShow & Tell(英語でのプレゼンテーション)をしに来てね!
Eさん)
え~っ!(笑)
母)
いいじゃん!先輩風を吹かせなよ(笑)
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